予防歯科
「痛いから治療する」のではなく、「痛くならないように予防する」
虫歯や歯周病になった際には、できるだけ早期治療を受け、進行を防ぐことが大切ですが、そうなる前に「予防」することが最も重要です。
日本では、歯科医院は「痛みが出てから行く場所」という意識が根付いており、健康保険制度でも予防歯科は取り入れられていないので、予防歯科に関する認知度も低くなっております。
しかし、予防歯科の先進国であるスウェーデンでは、歯科医院は「虫歯や歯周病にならないために行く場所」というのが一般的です。
これは「なってから」ではなく「なる前」の、予防の重要性が理解されているからです。
当院の予防歯科
ホームケアの指導
虫歯・歯周病を予防して、一生自分の歯で食べる
虫歯・歯周病はどちらも感染症です。
虫歯菌・歯周病菌を除去しなければ、治療・予防とも何の効果もありません。
そのため、歯ブラシ、歯間ブラシ、フロスの使い方、歯磨き粉の適切な使い方、フッ素の応用…など多くのことを指導いたしております。
当院では、全ての患者様が虫歯・歯周病の再発を起こさないよう、独自のホームケアプログラムを組んで指導した結果、現在確実な効果を上げております。
SMT（Salivary Multi Test 唾液検査）
5分で測定できる唾液検査
洗口用水（3ml）を口に含み、口腔内全体にいき渡るように10秒間洗口するだけで、採取は完了です。
その後、洗口吐出液を試験紙に点着し、測定を行います。
この検査により、「虫歯菌」「酸性度」「緩衝能」「白血球」「タンパク質」「アンモニア」の6つの項目を測定することができます。
PMTC（Professional Mechanical Tooth Cleaning 専門家による機械的口腔内清掃）
歯科医院での予防治療
PMTCとは、虫歯・歯周病を予防し、一生自分の歯で過ごしていくための必須治療です。
トレーニングを受けた、歯科衛生士や歯科医師が様々な器具を使い、口腔内全てのばい菌を除去し、虫歯・歯周病の発症・再発を予防することを目的に行います。
特に、日ごろのホームケアで除去できない歯周ポケット内や、歯と歯の間のプラーク、歯石、着色など時間をかけて全て取り除きます。
